まちなかで鑑賞できる春日部の彫刻

彫刻鑑賞スポットその4
春日部市立中央図書館・市民文化会館
 春日部市立図書館と春日部市民文化会館は春日部駅東口から一つ目の信号を右折して
学校通りに入り、2つ目の信号(粕壁小)のある交差点を左折し、約100m程進ん
だ突き当たりにあります。2館は同じ敷地内に併設され、その間は公園になってい
て、彫刻もこの敷地内に建てられています。
 ここにある「彫刻のある街づくり」で設置された彫刻は2点に過ぎませんが、図書
館前にある「道標・鳩」は作者の柳原義達氏の代表的なシリーズ作として内外に広く
知られており、文化会館の入り口前にある、ギリシャ神話に登場するレダがゼウスの
胸に今まさに飛び込もうとしている一瞬を捉えた「神話U」はその姿から市内に数あ
る彫刻の中でも随一のインパクトを見る人に与えてくれます。


   このコーナーの中で、数字が入っている彫刻は「彫刻のある街づくり」で設置
  された彫刻です。
   
なお、作者略歴は、各彫刻が設置された時点のものです


  道標・鳩

 17 「道標・鳩」 柳原 義達

 作品寸法(高さ×幅×奥行き)
 @36.5cm×44cm×22cm
 A43cm×52cm×28cm
 B38.5cm×52cm×25cm
 C33cm×46cm×23cm

 作品素材 青銅


 作者略歴

 1910−兵庫県に生まれる
 1936−東京美術学校彫刻科卒業
 1937−国画会彫刻部同人となる
 1939−国画会脱退
      新制作派協会彫刻部設立、会員となる
 1951−サンパウロ・ビエンナーレ展
 1952−渡仏 グランド・ショミエールでエミール・
      オリコストに学ぶ
 1957−第4回日本国際美術展
 1958−柳原義達・辻晋堂展(神奈川県立近代美
      術館)
      第3回現代日本美術展優秀賞受賞
      第1回高村光太郎賞受賞
 1960−第30回ヴェネチア・ビエンナーレ展
 1966−第3回国際彫刻展(ロダン美術館)
 1967−第9回アントワープ国際彫刻展
 1970−現代日本彫刻展兵庫県立近代美術館賞
      日本大学主任教授となる
 1972−戦後日本美術の展開・具象表現の変貌展
     (東京国立近代美術館)
 1973−第1回長野市野外彫刻賞受賞
 1975−第2回彫刻の森美術館大賞展(彫刻の森
      美術館)
 1979−近代日本美術の歩み展(東京都美術館)
 1981−第9回現代日本彫刻展
 1983−柳原義達展(神奈川県立近代美術館)
 1986−第10回長谷川仁記念
 1987−柳原義達展(東京・大阪・米子・岐阜)
     『柳原義達作品集』(講談社)刊行
 1990−勲四等旭日小綬章受章

 作者コメント

   大自然のなかにいる鳥が、生命
 の不思議さに生きているように、自
 分が生きている不思議さを、鳩に託
 して刻みたいと思い鳩を作り続け、
 それを「道標」と名付けた。


    神話U

 18 「神話U」 加藤 豊

 作品寸法(高さ×幅×奥行き)
 325cm× 70cm×55cm

 作品素材 青銅


 作者略歴

 1948−山形県に生まれる
 1972−日展入選(76年まで〉
 1973−日彫展奨励賀受賞
      日彫会会友となる(78年退会)
 1977−二紀展奨励賞受賞
      二紀選抜展奨励賞受賞
 1978−二紀会同人となる
 1979−二紀展同人優秀賞受賞
 1980−二紀会会員となる
      現代美術選抜展(文化庁主催)
 1981−第16回昭和会展(日動画廊)
      二紀会会員展準賞受賞
 1982−二紀展会員賞受賞
      個展(鶴岡市藤光画廊)
 1984−第19回昭和会展(日動画廊)
 1985−ニ紀展宮本三郎賞受賞
 1986−現代美術選抜展(文化庁主催)
      二紀会委員となる
 1987−個展(日本橋三越、以後札幌、大阪等で
      個展を開催)
 1989−二紀展文部大臣賞受賞

 作者コメント

   私はこの数年間、ギリシャ神話の
 ゼウスとレダを作品化してきました。
 この作品はそのシリーズの中の1点
 です。
   最高の支配者、権力者の象徴で
 あるゼウスと美しい人妻レダ、男と
 女の対称の原点である神話の世界
 の中に、私なりの表現方法で、愛と
 憎しみ、そして求め合うものを追求
 して、表現できたらと思っておりま
 す。
  まだ、しばらく神話の世界を通し
 て、男女の形態を、造形化していく
 つもりです。

その他の彫刻

                 【春日部市民文化会館エントランスホール内】

                    

           晨(ひだまり)          無伴奏チェロ
       朝倉 響子
             日高 頼子


                    

              建築化彫刻「薫風」
                工藤 健



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